公式サイト: shingetsu-layout.com
v2.0.0(新月配列 v9.0): ☆ → ゛ → キー の短縮を整理した版です。v8.6(v1.1.0)から互換を壊す変更があります。→ 変更点
月配列2-263をベースに、濁音・半濁音・小書きを「清音 + ゛」の後置に統合したかな配列。標準 US(ANSI)キーボードの英字 3 行 30 キーで動き、同時押しを使いません。
スマホフリック入力の「濁音・半濁音・小文字を1キーに統合する」というアイデアを着想として、PCキーボード配列に適用。
- 月配列2-263ベース: 実績ある月配列の前置シフト方式を継承
- 1キー統合: 濁音(゛)・半濁音(゜)・小文字を1キーで入力可能(スマホフリック入力の着想)
- 打鍵数: かな 1 文字あたり 1.34 打(青空文庫『こころ』『坊っちゃん』30.7 万かなで集計。同じ文章のローマ字入力は 1.75 打。集計スクリプト)
- 3段階の規則: 無シフト(1打)/ ☆ or ★ の前置シフト(2打)/ 濁音・半濁音・小書きは「清音 + ゛」の後置(清音の打鍵数 +1、半濁音は +2)
| レイヤー | 発動方法 | 用途 |
|---|---|---|
| Layer 0 | そのまま打鍵 | 高頻度文字(1打鍵) |
| Layer 1 | ☆ or ★キー → 文字 | 中頻度文字(2打鍵) |
| 濁音・半濁音・小書き | 清音(親文字)→ ゛ の後置。半濁音は ゛゛(例: が = か→゛、ぱ = は→゛→゛、ぁ = あ→゛、ゃ = や→゛、ゎ = わ→゛。例外は ぅ = う→゛→゛)。ゃ・ゅ・ょ は専用キー(ょ 単打、ゃ・ゅ ☆面)でも打てる | 清音の打鍵数 +1 / +2 |
| 拗音の短縮 | ☆ → ゛ → 文字。どの列も上から ょ・ゅ・ゃ。左手は濁拗音 12 個(ぴ・び・じ・ぎ の列)、右手は み の列と ち の列の 6 個(み・ち は ★ 層で自分がいる列) | 3打鍵 |
☆ → ゛ の後のキー(人差し指の内側の列 t g b・y h n は使いません):
| 列 | 上(ょ) | 中(ゅ) | 下(ゃ) |
|---|---|---|---|
| ぴ(左手・小指) | q ぴょ | a ぴゅ | z ぴゃ |
| び(左手・薬指) | w びょ | s びゅ | x びゃ |
| じ(左手・中指) | e じょ | d じゅ | c じゃ |
| ぎ(左手・人差し指) | r ぎょ | f ぎゅ | v ぎゃ |
| み(右手・中指) | i みょ | k みゅ | , みゃ |
| ち(右手・小指) | p ちょ | ; ちゅ | / ちゃ |
でぃ・でゅ・ぢゃ には短縮がなく、で+ぃ・で+ゅ・ぢ+ゃ と打ちます。
☆ → ゛ → キー の短縮を「どの列も上から ょ・ゅ・ゃ」の規則にそろえました。v8.6 の短縮の一部がなくなるため、互換を壊す変更です。 単打・☆★ 層・後置の ゛ の規則は変わりません。
| かな | v8.6(v1.1.0) | v9.0(v2.0.0) |
|---|---|---|
| みょ・みゅ・みゃ | ☆ → ゛ → k・j・h | ☆ → ゛ → i・k・, |
| ちょ・ちゅ・ちゃ | ち に ょ・ゅ・ゃ を続ける(3〜4 打) | ☆ → ゛ → p・;・/(3 打) |
| でぃ | ☆ → ゛ → t | で → ぃ(r l i l) |
| でゅ | ☆ → ゛ → g | で → ゅ(r l k v) |
| ぢゃ | ☆ → ゛ → b | ぢ → ゃ(d ; l k b) |
| ; | ☆ → ゛ → l | 配列では打てません。IME の変換で出します |
ぴ・び・じ・ぎ の濁拗音 12 個は v8.6 のままです。
配布ファイルの更新:
- hazkey(TSV): 別名
kk・ddを☆k・★dの行に書き換え(hazkey は最初の k・d を ☆・★ に置き換えてから照合するため)。既定の keymap(Fullwidth Symbol・Japanese Symbol)が;,/を;、・に変換しても打てるよう、その文字の行を追加 - Google 日本語入力(romantable):
-・kk・ddの行と、途中で行き止まりになる接頭辞の補完行(8 行。うち 7 行は 3 列目の「次の入力」を使う)を追加。generate_romantable.pyが生成します - Karabiner Elements・keyboard_analyzer・配列図: 上の短縮の変更を反映
| ファイル | 用途 |
|---|---|
shingetsu_analyzer.json |
keyboard_analyzer 用の配列データ |
shingetsu-ansi-qwerty.tsv |
hazkey用ローマ字テーブル(QWERTY配列) |
shingetsu-ansi-colemak.tsv |
hazkey用ローマ字テーブル(Colemak配列) |
shingetsu-karabiner-qwerty.json |
Karabiner Elements用設定ファイル |
shingetsu-romantable.txt |
Google 日本語入力用ローマ字テーブル(generate_romantable.py で生成) |
shingetsu-layout.svg |
配列図(generate_layout_svg.py で生成) |
shingetsu-social-preview.png |
GitHub の Social preview 用画像(1280×640)。python3 generate_layout_svg.py && ./generate_social_preview.sh で配列図から作る(rsvg-convert と ImageMagick が要る) |
shingetsu-karabiner-qwerty.jsonを開く- Karabiner Elementsの設定にインポート
挙動と制約:
- ☆・★・☆゛ の状態と「直前に打った かな」は、Karabiner の内部に覚えています。BackSpace・Enter・Space・Tab・Esc・矢印・Home/End・PageUp/PageDown・前方削除・数字や記号のキー・マウスのクリック・Eisu/Kana のどれかを押す(Cmd や Ctrl との組み合わせも)と、この記憶は消えます。キー自体はそのまま通ります。F キー・Caps Lock・修飾キーだけの操作では消えません
- ☆・★・☆゛ の後に、その組み合わせが割り当てられていないキーを打つと、☆ などは取り消され、そのキーは単打として打たれます(TSV の「☆ の後にそのキーの かな が続く」と同じ結果で、☆ の記号が残らないだけです)
- ゛ は、直前に打った かな に付けるときだけ働きます。macOS の日本語入力には ゛ を単独で出す入力が無い(Apple の対応表にも載っていない)ため、単独の ゛と、これ以上 ゛ を付けられない かな(め・ん・が・ぱ など)の後の ゛ は何も入力されません。゛ そのものが必要なときは、記号の読みを入力して変換します
- 現在のローマ字テーブルをエクスポートして保存する(元に戻すため)
shingetsu-romantable.txtを、Google 日本語入力のプロパティ →「ローマ字テーブル」→「編集」→「インポート」で読み込む- 入力方法は「ローマ字入力」のまま使う。Windows 実機での動作は未検証のため、うまく入力できない場合は保存したテーブルに戻す
shingetsu-ansi-qwerty.tsvまたはshingetsu-ansi-colemak.tsvをhazkeyの設定にインポート- hazkey の既定の keymap(Fullwidth Symbol・Japanese Symbol)が有効でも無効でも打てるよう、TSV には
;、・の行も入っている
shingetsu_analyzer.jsonをkeyboard_analyzerで読み込み
- 新月配列 公式サイト - 配列の詳細・導入ガイド・最新情報
- 月配列 - 本配列のベースとなった前置シフト方式のかな配列
- keyboard_analyzer - かな配列の評価・可視化ツール
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